はじめに
完成した製品は、そのまま出荷できるわけではありません。小売店やECサイト向けに適した「納品形態」に整える必要があります。形態の違いは、物流や陳列、コストに影響します。
納品形態とは?
納品形態とは、製品を工場から出荷する際の梱包や形状の方式のことです。代表的な形式は以下の通りです。
- 畳み(たたみ):シャツやTシャツを平たく畳んで袋詰め
- 吊るし(ハンガー):ジャケットやワンピースをハンガーに掛けた状態
- セット包装:複数枚をまとめて梱包する場合もある
OEMにおける注意点
納品形態は、商品特性・販売方法・物流条件に応じて選定します。EC向けでは畳みが主流ですが、店舗陳列向けは吊るしが多いなど、用途に合わせた指示が必要です。また、梱包の状態によってシワや型崩れのリスクも変わります。
まとめ
納品形態は「販売現場での見栄えと物流効率を左右する要素」です。OEM担当者は製品の形状や販売チャネルに合わせ、適切な納品形態を工場に指示すること心掛けています。