ディテールとは?ポケット・襟・袖などデザイン要素の名称

はじめに

洋服を構成する要素には一つひとつ名称があり、それらを総称して「ディテール」と呼びます。OEMの現場では仕様書や打ち合わせで頻繁に出てくるため、基本的な用語を理解しておくことが必要です。

ディテールとは?

ディテールとは、服を構成する細部のデザイン要素のことです。代表的なものにポケット、襟、袖、カフス、ヨーク、プリーツなどがあります。

主なディテール例

  1. 襟(カラー):シャツカラー、スタンドカラー、ボタンダウンなど
  2. ポケット:パッチポケット、フラップポケットなど
  3. 袖(スリーブ):ラグランスリーブ、セットインスリーブなど
  4. 裾(ヘム):ラウンド、ストレート、スリット入り

OEMでの重要性

ディテールはデザインの印象を大きく左右するだけでなく、製造工程やコストにも関わります。例えば、装飾的なポケットや複雑な袖の仕様は縫製工数が増えるため、見積もりや納期管理にも影響します。

まとめ

ディテールは「服の個性を生み出す要素」であり、同時に生産管理に直結します。OEM担当者はデザイン性と生産性の両面からディテールを理解することが重要です。

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