アパレルOEMの現場で最も重要な書類のひとつが「仕様書(スペック表)」です。ブランドのイメージやこだわりを形にするため、正確で詳細な仕様書が求められます。この記事では、仕様書とは何か、どんな情報が含まれるのか、作り方のポイントまで初心者にもわかりやすく解説します。
仕様書(スペック表)とは?
仕様書(スペック表)とは、製品のデザインやサイズ、素材、縫製方法などの詳細をまとめたドキュメントです。OEMメーカーがこれをもとにパターン作成やサンプル製作、量産を行います。
仕様書は「商品の設計図」に例えられ、ここに不備や曖昧さがあると製品の品質や納期に大きく影響します。
仕様書に含まれる主な項目
一般的なアパレル仕様書には以下のような情報が記載されます。
- デザインイラスト・写真
- サイズスペック(バスト・着丈・袖丈など詳細寸法)
- 素材情報(生地の種類、厚み、混率など)
- 副資材(ボタン、ファスナー、タグなど)
- 縫製仕様(縫い目の種類や本数、ステッチ幅など)
- 洗濯表示
- カラー展開
- 納期・数量
仕様書作成のポイント
1. できるだけ具体的に記載する
曖昧な表現は誤解を生みやすく、製品の品質低下やトラブルの原因になります。例えば「やや厚手の生地」ではなく、「綿100%の中厚手天竺」と具体的に。
2. 専門用語や数字を正確に使う
採寸の方法や縫製仕様は一般的な業界用語で統一すると伝わりやすいです。
3. 図や写真を併用する
文章だけでなく、イラストや実物写真を添えることで誤解を減らします。
4. 最新の修正履歴を管理する
仕様変更が多いので、バージョン管理が重要です。
OEMで仕様書を共有するときの注意点
- 仕様書はできるだけデジタル形式(ExcelやPDF)で共有する
- 変更があった場合はすぐに連絡、最新版を再送付する
- OEM先と定期的に内容確認をするミーティングを持つ
まとめ:仕様書はアパレルOEM成功の要
仕様書は、企画と製造の橋渡しとなる重要書類です。正確かつ詳細に作成することで、製品の完成度がぐっと高まります。初心者でも、ポイントを押さえて丁寧に作れば信頼されるブランド担当者になれます。